愛知県東海市介護事故 備忘録 2011年8月31日
入院している父の病状がよくありません。
去年の8月に介護事故に遭い、首の骨を折り
全治101日の通院生活を余儀なく送りました。
首にカラー(ギブス)を約2ヶ月巻いて、ほとんど寝たきりの生活でした。
父は、人工透析歴42年で、週に3回は透析に通院しなければいけません。
父は高齢で、要介護5です。
そんなカラダなのに、あまりにも単純なポカミスで介護事故に遭いました。
毎日、首や後頭部の痛みを訴え、めまいも起きていました。
首にカラーを約2ヶ月巻いて、寝返りもできず 床ずれ=褥瘡(じょくそう)も悪化しました。
介護事故から、8,9,10,11月と整形外科と脳神経外科に通院し、
今年の1月8日から名古屋の透析施設のある病院に入院しました。
褥瘡(じょくそう)は、想像以上に悪化していました。
その後、病院の治療のおかげで段々と改善されてきました。
しかし、去年の8月から身動きできない状態を余儀なくされ 体力が落ちてきていたのです。
介護事故の前までは、ベットに座ることもできましたし 車椅子にも安定して乗れていました。
もちろん 何時間も可能なわけではありません。でも寝返りも自分でできましたし、自分で手足も動かせました。
でも今朝、病院の先生から電話がありました。
先週から食事がノドを通らなく、鼻から流動物で栄養を摂っていたのですが、
今朝からは、それも無理のようです。
首から点滴で栄養を摂るしかない、ということで 家族の了解が必要とのこと。
ちょうど今日は見舞いに行く予定でしたので、同意書にサインをして内容を聞きました。
あまり いい内容ではありませんでした。
父は酸素マスクをして首から点滴をしていました。
なんとか私と母のことは、わかっているようでした。
少し会話もできました。
父の姿を見て、私が透析クリニックの送迎を続けていれば・・・
あんな事故も起きず、と悩みました。涙がこぼれました・・・
人工透析歴42年で高齢で、普通のカラダではありませんが、
もし あの事故が起きていなかったらと悔やまれます。
「障がい者が、骨折などの怪我をしたら どうなるのか」
介護事業者や介護サービスの方には、充分配慮して頂きたい、と痛感いたします。
私の父のような犠牲者を二度とださないことを切に願います・・・