飛ぶ夢をしばらく見ない

山田 太一 (著) 「飛ぶ夢をしばらく見ない

右足骨折で入院中の、人生に疲れ果てた中年男が、
病室の衝立越しに出逢った女と不思議な一夜を過ごす。
それからしばらくして彼女と再会したとき、
驚くべき奇跡が起こっていた―。
孤独を知り尽くした中年の男と、
時間の流れに逆行して生きる女との激しい愛の日々。
しかし2人で同じ夢を見ることはできない…。
男と女の切ない愛と孤独を、
ファンタジックに描いた感動の長編小説。



山田太一さんといえば、テレビドラマの脚本・原作のヒットメーカーである。


ふぞろいの林檎たち」は、私の世代とシンクロして忘れられない作品である。


この「飛ぶ夢をしばらく見ない」という作品は、摩訶不思議な世界観を繰り広げる。


映画化(実写化)されているようだが、観る気にはならない。


私なりの「イメージ」を壊されたくないから・・・


飛ぶ夢をしばらく見ない (新潮文庫)

飛ぶ夢をしばらく見ない (新潮文庫)